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セラピストブログ
セラピストが日々の生活の中で感じたことを発信していきます
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AIに悩み相談することへの心配(私見)
5月1日付けの産経新聞に、消費者委調査によると10代女性の半数が生成AIの使用目的に悩み相談を挙げたという記事が載っていました。 とても、とても心配になりました。何をそんなに心配になったのか、少し私見を述べてみようと思います。 精神分析では、人のこころは生まれた時から(最近では胎児の時からという説もあります)他者との関係の中で成長していくとされています。こころの成長のために二つの大切なことを、こころはしています。一つは、気持ちを表出することで、もう一つは、他者の機能などを自分のこころに取り入れることです。 例えば、赤ちゃんは、何もかもが初めてで理解できない世界で、自分の不快な気持ちを大きな声で泣いて表出(排出)します。そうすると、養育者の人が「どうしたのかな?」と考えてくれます。イギリスの精神分析家のビオンという人は、これを「物思い」と呼んでいます。養育者の人は抱っこもしてくれるでしょう。ビオンは、これを「抱えること」と呼んでいます。そして、お腹が空いているようなら「お腹が空いたのね」とおっぱいを飲ませてくれます。赤ちゃんは心身ともに満たされます

silayaoweb
5月13日
スーパーバイズをご希望の方へ
臨床心理士経験5年以下の方に、子どものケース大人のケースを問わずスーパーバイズをさせていただいております。 昨今では、毎週の心理療法はなかなか行えことが多いようです。月に1回とか、多くても2回とか。時には1回きりのこともあります。また、個人面接ではなく親子や家族合同の面接になることもあります。こういった面接の回数や形態を問わず、日々臨床をしていると、どう理解したらいいのかな、どう対応したらいいのかな、どんなニーズで来られたのだろうかなど、戸惑ってしまうことがあるかと思います。そのような時に、ご利用いただけたらと考えています。一回だけでも、オンディマンドでも、構いませんのでお問い合わせください。 公共機関のケースでも、医療機関のケースでも、施設のケースでも、スクールカウンセラーのケースでも、どんなケースでも構いません。特にスクールカウンセラーのケースでは、管理職の先生をはじめ先生方やスクールソーシャルワーカーとの連携、学校全体や地域全体の見立てなど、来室者自身の理解の他に他職種協働といった面でも戸惑ってしまうことがあるかと思います。...

silayaoweb
4月17日
大人の精神分析的心理療法と子どもの精神分析的心理療法
子どもの心理相談室で女性の大人の方の心理療法を受け付けていることについて 心理療法は子どもと大人と違うんじゃないのかなぁと、ご不安に思われる方もおられるかもしれません。 ご存知のように精神分析はフロイトという人が創始しました。子どもの心理療法の論文はフロイトも書いています。フロイトの知見に沿ってクラインという人が、子どもとの心理療法で 遊びを注意深く観察することで、 言葉の少ない幼児が、いかに自分のこころを表現し、どのようにこころが発達してゆくかを見出しました。この知見は、子どもの心理療法だけでなく大人の心理療法にも大きく影響しました。その後の多くの精神分析家によって議論がなされ理論が組み立てられて、現代の精神分析の理論や技法が発展してきています。 また、ビックという人が創始した「乳児観察」という技法で言葉を持たない赤ちゃんを観察することで、赤ちゃんがあらゆる方法で周りの人と関係を取り、気持ちを伝えようとしていることも分かってきました。 *「乳児観察」は、こころで赤ちゃんが伝えているものを聞いたり観察する訓練の一つになっています。...

silayaoweb
4月17日
4歳から就学前までの子どものこころ
4歳頃になると、子どもは自分というもの(自己感)をしっかりと持ち始めます。いろんなことが自分でできるようになり、着替えや排泄、食事など生活の基本的なことは、だんだんと自立していきます。言葉も達者になり、自分の意思を伝えることができるようになります。いろんなお話をしてくれるよ...

silayaoweb
2025年7月25日
「良いカウンセラー」に出会うには
心理療法を受けてみたいな、じっくり時間をかけてお話を聞いてもらいたいなと思った時に、どうやってカウンセラーを探したらいいか分からないということは多いと思います。 そして、誰でも「良いカウンセラー」に出会いたいと思うものです。誰にも話せないことを話すのですから、当たり前のこと...

silayaoweb
2024年12月18日
心理療法は子どもと大人でどう違うのか
一言で言えば、同じです。子どもと大人ではもっている語彙力が違うので、子どもの心理療法の場合は主にシンプルなおもちゃを用意して「遊び」を通して、大人の場合は「語り」を通して行います。どちらも、「遊び」や「言語」だけでなく、その人の様子や雰囲気と同時にその人といて心理療法家がど...

silayaoweb
2024年12月9日


2歳から3歳の子どもの困りごと
この時期に一番に思い浮かぶのは「イヤイヤ期」という言葉ではないでしょうか。子どもたちは、赤ちゃんと幼児さんを行ったり来たりしながら、グッと成長を遂げていく時期になります。子どもたちは、お母さん(ここでは養育者のことを意味す言葉とします)と自分は違う人間だという事実と、もう赤...

silayaoweb
2024年6月17日


2歳から3歳の子どものこころ
乳児さんが幼児さんになり、歩くのも板につき、お話しも始める頃です。自分で食べたり飲んだりもできるようになってきます。そして、皆さまがよくご存知のように、自分が不快なことには「いや」と言えることに気がついていきます。いわゆる「いやいや期」の始まりです。これは、赤ちゃんだった子...

silayaoweb
2024年3月4日


0歳から1歳の子どものこころーその②
赤ちゃんが1歳頃になると、お仕事に戻ることを考え始めるお母さんもいることでしょう。赤ちゃんにぴったりの保育園を探すのは骨の折れることです。どんな託児方法を選ぼうとも、お母さんが安心して預けられると感じると、赤ちゃんもそれを感じ取って安心することでしょう。それでも、離乳や仕事...
村田りか
2023年10月7日


0歳から1歳の子どものこころーその①困りごと
1.おっぱいの困りごと 赤ちゃんに授乳することをめぐる困りごとには、とても感情を掻き立てられます。赤ちゃんが元気におっぱいを飲んでくれると、お母さんは自分の育児力に自信が湧いてくるものです。けれども、痛みを感じたり、赤ちゃんのおっぱいを飲む力が弱かったり、体重が増えなかった...
村田りか
2023年10月2日


0歳から1歳の子どものこころーその1
0歳編 妊娠時や出産時、その後の子育て時も、私たちは肯定的な感情や否定的な感情、喜びや苦痛、幸せや混乱と不安といった色んな気持ちを経験するものです。赤ちゃんもまた同じのようです。胎児の時も、聞き慣れた音を聞いてゆったりしていそうな時も、突然の物音にびっくりしたような時もある...
村田りか
2023年9月13日


Q.精神分析的心理療法を受けたらどうなるの?
精神分析的心理療法は、毎週曜日と時間を決めて行います。思いついたことを、何でもお話ししていただきます。子どもの場合は、思いつくまま遊んでいただきます(危ないことは止めますが)。それで、どうなるの?何がわかるの?という疑問が生まれてきます。もちろんクラエイントによって、困りご...
村田りか
2023年8月2日
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