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成瀬は天下を取りにいく(宮島未奈 著 2023 新潮社)

  • silayaoweb
  • 2024年4月11日
  • 読了時間: 1分

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2024本屋大賞を取りました。どこまでもドンマイでどこまでもマイペースな思春期の少女が主人公のお話です。今、新しい環境に慣れようというこの時期に読んでもらいたい痛快な物語です。特に中学生から高校生の皆さんにオススメです。大人が読んでも元気が出ます。


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コールドムーンに思う「思い出の箱」

今朝のコールドムーン。暦より遅れてサザンカが咲いていました。スーパームーンの名前通り寒くなりました。 大人は、この季節「忘年会」と称して今年の嫌なことを忘れる会をします。けれども、子どもたちは、そうもいかず。自称「忘れっぽいタイプ」と言うて、あっけらかんとしている子もいます。なんか引っかかって頭の中で反芻してしまう子もいます。八つ当たりとかフラストレーションの吐口に人や物を使ってしまう子もいたり。

 
 
 
そっと居る存在にホッとする

突然冬がやって来たような寒い朝、お地蔵さまの脇に咲いていた鮮やかな黄色の花が咲いていました。ガーベラかしら。鮮やかな黄色に、寒さのなかポッと温かいものがこころにともりました。 教室でほとんどお話もせずそっといる子がいます。本人は「コミ症なんだ」なんて言うのですが、誰にも傷つけるようなことは勿論言わず、本人は皆の話を聞いているのを楽しんでもいるようです。いろいろその子なりの訳があるのだけれど。上手く

 
 
 

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