top of page

サボっているとしか言いようがない

  • 執筆者の写真: 村田りか
    村田りか
  • 2022年11月28日
  • 読了時間: 2分

寒い朝、お地蔵様の横で一輪の黄色い花が咲いていました。上をむいて誇らしげです。

ふっと「サボっているとしか言いようがない」という言葉を思い出しました。

随分前に、学校に足が向かなくなった高校生が理由を聞かれて言った言葉です。

高校生が学校に出席できないことは死活問題です。最悪、留年や退学まで考えないといけなくなります。切羽詰まった両親が理由を聞いたというわけです。この言葉を聞いたら、両親でなくても、大人は「なんでや!」となってしまいがちです。

本人の話を詳しく聞くと、とても情熱をかけてしていることがあり、それはプロを目指しているのかと思うほどの情熱の入れようでした。そのため、学校に行くよりも、そのことを優先したいのだということでした。文字通り「サボっている」わけではなかったのです。ただ、その子は言葉に困り「サボっている」という言葉を使い説明不足で誤解されたようでした。

言葉に困って、短略的に短いありふれた言葉を発してしまい誤解される子どもがいます。年少の子どもはもとより、大人に近くなった子どもでもそうです。天邪鬼なところが邪魔している場合もあります。説明することが苦手な場合もあります。そもそも説明する必要に気がついてないこともあります。自分が知っていることは相手も知っていると思い込んでいる場合もあります。気持ちを汲みながら、ゆっくりお話を聞いてみないとわからないものです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
桃始笑

桃の花が咲き始める頃だそうです。花言葉は「チャーミング」だそうです。 今日は東日本大震災から15年の日。実に15時が経ったのです。被災者の皆さんの心に桃の笑みが息づいていることを願います。こころの「チャーミング」な面が大きくなっていますように。 あの日はるかに離れた大阪で体で感じた恐怖は今でも覚えています。 15年の年月はまだまだ喪失を乗り越えるには十分ではない年月かもしれません。「さよなら」のな

 
 
 
卒園卒業の季節に想うこと

今週あたりから、そろそろ卒園式や卒業式が執り行われているようです。花束を持った人を見かけます。 お別れの季節。あんなこと、こんなこと思い出されることでしょう。辛かったこと、嫌だなと思ったこと、悲しかったこと、悔しかったこと。たくさんの楽しかったこと、嬉しかったこと、大好きだったこと。これからやってくる未来への期待と不安。いろんな気持ちが入り混じって、お別れを難しくします。 これまでどのようなお別れ

 
 
 

コメント


bottom of page