みどりの日の今朝、ブロック塀にくっついて一生懸命咲いている小さな花を見つけました。まるで養育者にくっついている小さな子どものようです。アタッチメント(愛着)、くっつくって、こういうことなのかなと思いながらしばらく眺めていました。
アタッチメント(愛着)は、子どもが心の中に安心感を育むためにとても大切なものです。子どもは養育者の元を離れて冒険に出かけては、不安になったり怖かったり疲れたりすると戻ってきます。子どもが大きくなると、その冒険の範囲が広がり大きさもどんどん大きくなっていきます。子どもが冒険に出る時と戻ってくる時のどちらが、あなたは毎日の子育ての中で不安を感じるでしょうか。手に右利きの人もいれば左利きの人もいるように、誰でもどちらかが得意で、どちらかが苦手なものです。良いとか悪いとかというのではなく、自分がどっちのタイプかなぁと気づくことで少し子育てが楽になるかもしれません。