スイセンの花が咲く頃(金盞香)ということで、少し自己愛について書いてみたくなりました。
スイセンの花言葉は「自己愛」というそうですが、これはギリシャ神話が由来だそうです。スイセンの学名ナルシサスもこのギリシャ神話が由来だそうです。皆さまがよく聞かれるナルシストやナルシシズムの語源でもあります。
自分のことが好きになれないで苦しんでいる人(子どもも大人も)によく出会います。自分のことだけを大切にするあまり他人のことに思いを馳せることができずに困ったことになっている人(子どもも大人も)にもよく出会います。「健康な自己愛」をもつことは、とても難しいことのようです。これまでの積み重ねや、自分の思いを心理療法の中で改めて一緒に考えていく中で初めて「健康な自己愛」を探し当てることができるのかもしれません。誰かに一緒に考えてもらうことで、「自己愛」は健康に発達してゆくのかもしれません。
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