人も車も自転車も通り過ぎてしまうのだけれど、毎年私だけの「紫陽花名所」。どうしてみんな通りすぎてしまうのかなぁ。街の雰囲気ともピッタリ合って、とても美しい景色です。
見つけてもらうのを待っている子がいます。お家に帰れなくなるのも、施設が変わることも、里親さんの所へ行くのも、大人が決めます。大人が、通り過ぎて、通り過ぎて、子どもは見つけてもらえていない経験をします。安全も安心も信頼もできなくて、ついヤンチャしてしまうこともあります。でも、そうやってコミュニケーションを取ろうとしているのです。子どもの精神分析的心理療法では、こういったコミュニケーションを扱います。
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