2007年の国連総会で決議されたそうです。自閉症をはじめとする発達障害について、知ってもらおう、理解してもらおうという取り組みが行われています。
自閉症、発達障害といえど、その様子は皆それぞれ。トラウマが影響していたり、身体的な病気もあったり、「傾向がある」と明確に診断されなかったり、教科書通りにはいきません。一人一人を理解してそれぞれに合った特別な援助が必要です。私たちは誰もが凸凹を持った人間です。理解して仲良くやっていくにはどうしたらいいか、考えることがまずは大切です…ひょっとしたら答は出ないかもしれません。それでも、日々一緒に考えながら過ごせたらいいなぁと思います。心理療法では、自閉症も発達障害も治りはしません。それでも自閉症も発達障害もさておき、「この子はどんな子かなぁ」「この人はどんな人かなぁ」と考えていきます。そうすることで、トラウマが癒やされたり、日々の困りごとや心配ごとの本質や意味が見えてきたり、こころが自由になることで少しでも生きやすくなればと取り組んでいます。
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