
この本、面白い。著者は京都府立大学の学長さんなのですが、軽妙な語り口がとてもいいです。楽しく読めます。小学校の高学年の子どもたちから読めるんじゃないのかな。
ダチョウの魅力満載で、読み終わると、なんだかダチョウマスクをしてダチョウ飴を舐めてみたくなります。
それに、それに、
「結局、生物は適度にアホなほうがええのかもしれません。僕自身の人生を考えても、ええ具合にアホやったからこそ今がある気がします。」(p051)
「もしかしたらちょっとアホなくらいのほうが、けっこう世のため人のため、役に立つのかもしれませんね。」(p197)
このメッセージにグッときました。
塚本康浩(2024)「ダチョウはアホだが役に立つ」幻冬舎、東京
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